パン事務総長はイスラム教諸国会議機構(OIC)のイフサンオウル事務局長と会談した後、メディアに対し「目下我々はアナン国連・アラブ連盟合同特使の仕事をサポートすべきだ。そして当面の主な仕事はシリアの人々を助けることだ」と述べました。
パン事務総長はまた、「アラブ連盟の提案、つまりシリアにより多くのオブザーバーを派遣することやアナン特使の和平計画にタイムテーブルを設置することは非常に重要だ。安保理はこれについて検討する」と述べました。
一方、イフサンオウル事務局長はアナン特使の斡旋に支持を表明した上で、シリア問題がすでに隣国のレバノンに波及し、レバノン北部の都市トリポリで発生したシリア政府の支持勢力と反対勢力の武装衝突はレバノンの内戦に繋がる恐れがあると警告しました。
パン事務総長は2日ジッダに到着し、3日に開かれた国連テロ対策センター第二回協商会議に出席しました。(ooeiei、中原)
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