1992年にブラジルのリオデジャネイロで初めての環境と開発に関する国連会議が開かれました。今年は同会議の開催20周年を迎え、6月にリオデジャネイロで国連の持続可能な開発会議(リオ+20)が開催されます。
国連のパン・ギムン事務総長は24日にニューヨークで参加諸国に対し、国際的行動指針である同大会の成果文書について検討する際、国家利益と国家集団利益という範囲を超え、世界の持続可能な発展の推進に努めるよう呼びかけました。
パン・ギムン事務総長は、「各加盟国の『リオ+20』の成果文章草案をめぐる交渉は難航しているが進展は得られた。最初の草案は6000ページあまりあったが、今では80ページほどになった」と交渉がすすんでいることを示しました。その上で、「より簡潔で遠大な目標を掲げ、実施可能な成果文書の完成を期待している」と示しました。(万、吉野)国際・交流へ
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