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 国連事務総長、シリアの虐殺を非難

2012-05-27 13:34:29     cri    

 国連シリア監視団のムード団長は26日ダマスカスで、「25日夜、シリア中部のホムス近郊フーラで発生した虐殺事件で、92人が死亡し、そのうち32人が子供だった」と述べました。

 ムード団長が発表した声明によりますと、国連の停戦監視団はフーラへの現地調査を行い、「10歳未満の子供の死体32体と大人60人の死体を確認した」とし、92人がこの事件で死亡したということです。ムード団長は、「これらの死者はタンクや大砲による砲撃を受けたことが現場の調査で分かったが、その背景は今のところまだ明らかではない」と述べました。

 シリア反体制派は、政府軍の砲撃によるものだと主張しましたが、シリア政府は「テロリストによる事件だ」としています。

 国連のパン・ギムン事務総長はこの日声明を発表し、この虐殺事件を強く非難しました。そして、死者の家族に哀悼の意と負傷者にお見舞いの意を表した上で、シリアの一般市民の現状に懸念を示し、その事件の責任追及を強調しました。(ooeiei、小野)国際・交流へ

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