日本の野田佳彦首相は4日午後の記者会見で、第2次改造内閣の閣僚名簿を発表しました。参議院で問責決議を受けた前田武志国土交通相と田中直紀防衛相のほか、鹿野道彦農林水産相、小川敏夫法相、自見庄三郎金融・郵政改革担当相の5閣僚を交代させ、13閣僚を留任させることを明らかにしました。

　この名簿によりますと、民主党と連立を組む国民新党の松下忠洋復興副大臣が金融・郵政民営化担当相に、防衛相には、初めて民間から森本敏拓殖大大学院教授を起用しました。この他、前田武志国土交通相の後任に民主党の羽田雄一郎参院国対委員長、農林水産相には民主党の郡司彰元農水副大臣をそれぞれ任命する他、法相には民主党の滝実法務副大臣を昇格させます。（万、大野）　国際・交流へ