第6回太平洋・島サミットが26日閉幕しましたが、日本の高官は「中国の援助は、自らの利益を守り、援助相手国に重い債務を負わせている」と指摘しました。これに対して、中国外務省の劉為民報道官は28日北京で、「中国は力の及ぶ限り、島嶼国に真摯な援助を提供し、島嶼国の自主発展の能力を強めると共に、国連のミレニアム目標の実現に協力しており、島嶼国の人々からの歓迎を受けている」と反発しました。
劉報道官は「事実が示したように、中国と太平洋の島嶼国と友好協力関係を発展させることは双方に利益をもたらすと共に、地域の安定、発展と繁栄にも積極的な貢献をした」と強調しました。
また、「日米がサミットを通じて太平洋の島嶼国を抱き込んで中国を封じ込める」という言い方について、劉報道官は「中国はほかの国と島嶼国との友好協力関係の発展を喜んで受け止めている。関係国の間の協力はアジア太平洋地域の共同発展と繁栄の促進にプラスになることを希望する。中国は引き続き各島嶼国やほかの関係国との交流、協調と協力を強化し、この地域の平和、安定と発展を促進していきたい」と述べました。 国際・交流へ
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