日本の野田佳彦首相は29日から4日間にわたってアメリカを公式訪問します。民主党政権が2009年9月に発足してから、首相の公式訪米は初となります。訪問期間中、野田首相はアメリカのオバマ大統領と会談し、日米同盟の深化とアジア太平洋地域の新秩序の構築を目指す共同声明を発表することになっています。目下日米双方の間には、沖縄普天間基地の移転問題やTPP=環太平洋経済連携協定への日本の参加をめぐる問題など懸案があることから、今回の首脳会談に進展は期待できないとの声が関係者の間で上がっています。
また、両国首脳は、宇宙開発やインターネットなど新しい協力分野の国際基準の制定、エネルギー安全保障における協力強化などの内容も共同声明に盛り込む予定で、朝鮮問題やイラン核問題、ミャンマー情勢について意見を交換するということです。(ミン・イヒョウ) 国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |