国連のシリア監視団の車隊は9日、シリア南部のダルアー市付近を通過中に道路わきに仕掛けられた爆弾が爆発し、車隊を護衛していたシリア軍兵士8人が怪我をしました。
これを受けて国連のパン・ギムン事務総長は声明を発表し、この襲撃事件を強く非難した上で、シリアのすべての勢力が停戦という約束を履行し、監視団員の安全を守ると共に、その活動を支持し、協力していくよう呼びかけました。
この日、アメリカ国務省のヌーランド報道官は「今回の襲撃事件が起きたことは、停戦が維持されておらず、アサド政権とすべての内戦参加者に圧力をかけるべきだということが証明された」とし、シリアにおける暴力活動に対し、シリア政府がその「大半の責任」を持つべきだと非難しています。(朱丹陽)国際・交流へ
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