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 米国務省、ビザ問題の適切な解決を承諾

2012-05-26 19:43:54     cri    
 米国駐在中国大使館の方茂田教育担当公使参事官は25日、「中国と米国が交渉した結果、米国務省は柔軟な態度をとり、米国の大学に開設している孔子学院の中国人教師のビザ問題を適切に解決すると承諾した。孔子学院もライセンス認証を行う必要がなくなる」と述べました。

 方茂田教育担当公使参事官がワシントンに駐在する中国のメディア機関で行われたブリーフィングで明らかにしたところによりますと、孔子学院を開設している米国の大学に対し、米国務院が17日、中国人教師のJ-1ビザを要求する通達を出しましたが、中国大使館は直ちに米国務省に交渉を申し入れたということです。

 これを受けて、米国務省は25日に新たに改正した通達を発表しました。それによりますと、まず、「米国の正式な大学に開設された孔子学院については、ライセンス認証を行うが必要ない」としており、次に、「米国の小中学校で活動している孔子学院の中国人教師に対しては、6月30日までの国外退去を要求しない」とし、第三に、「米国務省は、外国人教師のビザ申請を規範化するため、関係大学に直接指導すると共に、米国の小中学校で活動中の中国人教師については、ビザの変更を手伝う」としています。また米国は、ビザ問題が関係大学と個人に及ぼす影響を最大限減らすために、問題解決に取り組んでいるということです。(劉叡、中原)国際・交流へ

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