アメリカのオバマ大統領は、1日、アフガニスタンを電撃訪問し、カルザイ大統領と戦略的パートナーシップ協定に調印しましたが、2日午前、首都カブール北部のバグラム米軍事基地で演説し、「今回調印したアメリカとアフガニスタンの戦略的パートナーシップ協定は両国関係の新しい1ページを開いた」と強調しました。

　オバマ大統領は、その際、米軍の撤兵計画を改めて強調し、「2014年末までにアフガニスタン治安部隊に治安防衛活動の任務を完全に移譲する。北大西洋条約機構（NATO）加盟国は今月下旬に行われるシガコ・サミットで具体的な計画を制定するが、2013年にはアフガニスタン治安部隊がアフガニスタン全国における軍事行動で主導的な役割を果たすことになり、NATO連合軍はその支援にまわる」と述べました。

　オバマ大統領は、さらに「アメリカとアフガニスタン政府はタリバンとの交渉を求めており、アメリカ政府はすでにタリバンの指導者と直接の対話を進めている」と述べました。（董燕華、大野）

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