アメリカのクリントン国務長官は10日に、「アメリカのアジア太平洋重視政策は中国との対抗を求めるためではない。このため、アジア太平洋地域が新しい冷戦の場に置かれているわけではない」と述べました。
これはこの日、クリントン国務長官がメリーランド州の中心地アナポリスにある米海軍軍官学校で講演した際述べたものです。クリントン国務長官はその中で、「われわれは新しい敵を求めていない。米中関係はいかなる連携もなかった1970年代の状態から今日までの避けることのできない相互依存の関係に発展してきた。繁栄する中国はアメリカにとって有益であり、アメリカの繁栄は中国にとっても有益だ。米中が効果的な関係を結ぶことは、アジア太平洋地域の平和と繁栄に欠かせないものだ。米中は両国軍の誤った判断の危険の発生を減らし恒久的関係の構築に努力している」と述べました。(董燕華、吉野)国際・交流へ
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