アメリカのクリントン国務長官は9日、「朝鮮が核開発停止を発表したことを受け、アメリカ、韓国、日本は近いうちに3カ国会合を行い、朝鮮半島核問題の解決を推進するために3カ国が取る次の段階の行動を協議する」と発表しました。
これは、クリントン国務長官がこの日、アメリカを訪問中の韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相と会談した後に述べたものです。ただし、3カ国会合の具体的な時間と場所は明らかにしませんでした。クリントン国務長官は、「朝鮮が核開発とミサイル試射を一時的に停止すると発表したことは、正しい方向へ向かって踏み出したやわらかい一歩である。アメリカは朝鮮側がこれを行動に示すかどうかを注意深く見守っている」と改めて強調しました。
金星煥外交通商相は、「朝鮮の今回の行いは核問題解決の方向に向かって踏み出した意義のある一歩である。韓国は、朝鮮が寧辺(ニョンビョン)のウラン濃縮活動の一時停止やIAEA(国際原子力機関)監視要員の復帰を受け入れるなどの約束を確実に履行するよう希望する。韓国とアメリカは引き続き緊密に協調して、朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議を推進していく」と述べました。(玉華、中原)国際・交流へ
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