ヨルダンのナーセル・ジュデ外務大臣は17日にヨルダンの首都・アンマンを訪問中の米国のジェフリー・フェルトマン中東問題担当国務次官補代理と会談しました。会談の中で、双方は「協議再開は中東和平プロセスで実質的な進展を遂げるための唯一の手段だ」と改めて強調しました。
ヨルダン外務省は当日に声明を発表し、アメリカとヨルダンは、協議再開が中東和平プロセスで実質的な進展を遂げるための唯一の手段であり、これによってイスラエルと平和共存できるパレスチナ国を樹立させることができるとする考えに合意したことを明らかにしました。
またナーセル・ジュデ外務大臣は「パレスチナとイスラエル問題においてヨルダンは、自らの利益にかかわるエルサレムの地位、難民、安全確保、水と国境などの問題の解決を希望している」と語りました。
2010年9月以来、難航している中東和平プロセスを打開するため、去年1月からヨルダンはパレスチナとイスラエルと数回にわたってそれぞれ会談を行いましたが、いずれも具体的な進展は見られませんでした。(ミン・イヒョウ、吉野)国際・交流へ
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