アメリカのスペースX社が発射した無人宇宙船「ドラゴン」は25日、民間企業が開発した宇宙船としては初めて、国際宇宙ステーションとのドッキングに成功したということです。
アメリカ航空宇宙局(NASA)のデータによりますと、「ドラゴン」は北京時間26日0時2分、宇宙ステーションとのドッキングに成功しました。
計画によりますと、600キロ分の物資が積まれている「ドラゴン」は、宇宙ステーションに約1週間ほど滞在し、太平洋の海上に落下して回収される予定です。今回の任務が成功すれば、スペースX社はNASAと16億ドルの契約を結ぶことができます。また契約では、宇宙ステーションに物資を運ぶ宇宙船を12回打ち上げるとしています。
NASAのチャールズ・ボールデン長官は、「アメリカの民間企業が、宇宙ステーションに物資を供給できる能力を証明した。これは新たなスペースビジネスの分野を切り開き、アメリカに新たな雇用チャンスをもたらすだろう」と述べました。(劉叡、中原)国際・交流へ
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