第4回中米戦略・経済対話は4日、北京で閉会しましたが、アメリカのメディアは今回の対話に強い関心を示し、様々な議題について盛んに報道しています。
アメリカの新聞『ウォール・ストリート・ジャーナル』は4日、「2日間に渡った中米戦略・経済対話の中で中国の出したシグナルによれば、影響の大きい経済改革を検討しようとする中国の意志が過去と比べてさらに強まっていることがわかる」と述べました。
さらに、人民元為替レートの問題について、『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「中国の貿易黒字は減少してきている。これで、人民元の価値が過小評価されているというアメリカの怨み言の基礎はなくなった」と指摘し、今後、中国への輸出規制をアメリカが緩めるか否かについては、「中米両国はこれまでずっと、双方が受け入れられる解決案の策定に努力している」と認めています。
『ニューヨーク・タイムズ』紙は4日、「国有企業による上納配当金の比率などの改革を行うと同時に、利率市場の改革を安定的に推進していくという中国の約束について、オバマ政権は、鍵となる段取りであり、米中の長期的な貿易の発展にプラスとなると認めている」と述べています。(董燕華、大野)国際・交流へ
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