世界銀行のロバート・ゼーリック総裁は13日に「アメリカは税収問題の減少と税制効率の向上を目指す税制改革を行う必要がある」と強調しました。
ゼーリック総裁はこの日、CNNのインタビューを受け、「これまでに行った税制改革の後には、効率の悪さや特別な利益団体を優遇するなどの問題が残った。これからの税制改革には税率の引下げと課税基盤の拡大が必要だ」と述べました。
米通商代表部や財務省の要職を務めた経験を持つゼーリック総裁は、80年代のアメリカ税制改革の策定にも参与しました。
なお、ゼーリック総裁は今年6月30日に5年間の任期を終え退任し、新総裁には韓国系アメリカ人の医学専門家ジム・ヨン・キム氏が就任することになっています。(白昊、吉野)
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