イランの最高安全保障委員会事務局長を務める核問題交渉責任者ジャリリ氏は17日にテヘランで、西側諸国に対しイラン核問題に関する新たな交渉において情勢を誤って判断しないよう呼びかけました。
ジャリリ氏は「23日にイラクの首都バグダッドで、イラン核問題に関して6カ国と協議を行うが、イランは尊厳を持って参加し、核利用の権利を守るために努力していく」と述べました。また関係国に対し、言論に慎みイランに対して誤った判断を下さないよう求めました。
さらに、「イランで1979年にイスラム革命が起きて以来、西側諸国は、イランに対して数回にわたって誤った判断を下してきた」と述べました。その上で今回の協議への参加について、「イランは自国の核利用の権利の保障を踏まえた上で参加する準備を整えている。イランは選んだ道を変えることはない。西側諸国は圧力をかける方法で目的を達成することはできない」と指摘しました。(朱丹陽 吉野)国際・交流へ
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