イランのアフマディネジャド大統領は13日に、イランの東北部にあるラザヴィー・ホラーサーン州で「イランは永遠に核開発の権利を放棄しない」と語りました。
イランの国営放送はアフマディネジャド大統領の話を引用し、「覇権国家はイランの発展の道に障害を作ろうとしている。イラン国民はこれらの国々に騙されることはない。西側諸国はイランは国家権利において一歩も譲らないことを理解すべきだ」と報道しました。
この日、イランの核問題交渉の首席代表を担当するジャリリ最高安全保障委員会事務局長は西側諸国に対し、次の交渉が開かれる前に不適切な言論を発表しないよう警告した後、「西側諸国の情勢に対する誤った判断は、イランの核問題交渉のプロセスに影響を与えるだろう」と述べました。
西側諸国の高官とイスラエルのネタニヤフ首相はこのほど「イランはウラン濃縮活動を一切停止することに同意しなければならない」とする言論を発表しました。
イランとアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツの6カ国による核問題交渉は、4月14日にトルコのイスタンブールで行われました。双方は5月23日にバグダッドで交渉を再開することや核拡散防止条約をもとに次回の交渉の草案を作り、その後核協力をスタートすることに合意しました。(Yin 吉野)
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