中国工業情報化省はこのほど、「インターネット業『十二・五』(国家第12次五カ年計画)発展計画」を発表しました。計画では『十二・五』期間中の中国のインターネット発展目標を明確にしており、2015年までに電子商取引額を18兆元にすること、インターネット企業への就職者数を230万人以上にすること、インターネットユーザーを8億人以上にすること、都市部におけるブロードバンドを20Mbps以上の速度にすることなどが盛り込まれています。
「十一・五」期間中において、インターネットユーザー数は3倍増の4億5700万人に達しました。普及率は34.3%に上り、世界平均レベルを超えました。中国のインターネットサービスは千億元レベルの市場となっており、2010年には、全業界の収入総額は2000億元を超えました。また、インターネットが経済発展にも役に立っており、2010年の電子商取引総額は4兆5000億元に達し、2007年から2010年までのインターネットによる小売額の平均成長率は、同時期の社会消費財小売額の成長率と比べ5.7倍となっています。また、インターネットによる就職のチャンスもより多くなっており、2010年には、80万人がインターネットサービス企業に就職し、100万人以上がオンラインショップを開設する形で仕事を始めました。(ken、小野)暮らし・経済へ
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