アメリカを訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相は5日にホワイトハウスで、「イスラエルは脅威に直面した場合、自衛の権利を保持する」と述べました。
アメリカのオバマ大統領はこの日にホワイトハウスで、ネタニヤフ首相と会談しました。会談前に双方は記者会見を開き、ネタニヤフ首相は、「イランの核脅威に直面した際、アメリカとイスラエルは一つの立場に立つ。しかし、イスラエルは脅威に直面した場合、自衛の権利を保持する。またイスラエルの安全について、イスラエルは自ら決定を行う主権を持っている」と強調しました。
またオバマ大統領はイスラエルの安全に関する「揺るがすことのできない約束」を改めて述べました。このほかイランの核計画によって不安が増しているイスラエルに対し、「現在、外交ルートを通じて、イランの核問題を解決するチャンスはまだある。アメリカはイランの核を抑制する計画はない。アメリカの目標はイランの核兵器獲得を阻止することだ。」と述べましたが、イランの核問題の解決においては、「軍事打撃を含むいかなる選択をも排除しない」としました。
この日、戦争に反対する数百人の人々がホワイトハウスの前に集まり、アメリカのイランに対する軍事攻撃は必要なく、また今後可能性のあるイスラエルによるイラン襲撃を支援しないよう呼びかけました。(董燕華、吉野) 国際・交流へ
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