シリアメディアの報道によりますと、国連は17日に停戦監視団先遣隊の一部のメンバーをシリア南部のダルアーに派遣し、他のメンバーは引き続きシリア外務省と監視団の仕事について協議するということです。
報道では先遣隊の一部のメンバーは17日にシリア外務省で調整会議を開き、停戦監視団の役割などについて協議しているということです。この協議は18日に終了し、他の25人の軍事監視員がシリアで活動できるよう備えるとしています。
シリア政府と反政府勢力は現地時間12日の6時から停戦を実施しましたが、一部で発砲が続いており、シリア政府と反政府勢力が互いにけん制している状態です。
ロシアのラヴロフ外相は17日にモスクワで、ロシアは国連停戦監視団がシリアで全面的に活動を開始し、国連とアナン特使の調整案の実施を着実に推し進めるよう呼びかけました。また、ラヴロフ外相は、一部の国と勢力が国連安保理事会を無視し、非公式なメカニズムを利用して、反政府勢力がシリア政府との協力を拒否するよう煽っていることを批判しました。
中国の劉為民報道官は17日に北京で、楊潔チ外相の招待を受け、シリアのワリード・ムアレム外相が18日に中国を公式訪問することを明らかにしました。また劉報道官は、「中国は引き続き、公正、平和、適切にシリア問題が解決されるよう積極的で建設的な役割を果たすことを希望している」と述べました。(劉叡、吉野)国際・交流へ
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