シリア危機担当国連・アラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長の報道官によりますと、先遣隊のメンバーはダマスカスに到着した後、シリア側と協議を行い、それを踏まえて行動することになるということです。
シリア大統領のメディア顧問であるブサイナ・シャーバン氏は「シリアは国連安保理の停戦監視団先遣隊を歓迎する」とした上で、「第一陣のオブザーバー30人がシリアに到着した後、シリア政府と国連は停戦監視団活動協定に調印する。オブザーバーの数も今後250人になる予定だ」と明らかにしました。
アナン合同特使の調停案に基づいて、現地時間12日6時からシリア政府軍と反対派武装勢力はほぼ停戦を実現しました。先遣隊の到着はアナン特使の斡旋の成果を固め、アナン特使の六つの提案を全面的に実施すること、およびシリアの政治プロセスを一日も早く再開させるために有利であると見られています。 (hj) 国際・交流へ
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