シリア政府軍と反体制派武装勢力は現地時間の12日午前6時に停戦を実施し、全国の大部分の地域は平穏状態にあるものの、一部地区では停戦協定に違反する事件が依然として起きています。
シリア国営通信によりますと、武装したテロリストは当日午前8時に爆薬包に点火し、シリア北部のアレッポ市付近の道路を走っていた軍用バスを爆破し、少なくとも士官1人が死亡、兵士と士官24人が負傷しました。また、ダルヤー市では、1人の商人が武装グループに銃殺されました。そして中部のハマ市と北部のイドリブ市では合わせて3人が銃撃で死亡したということです。
一方、この日の午前、国連安保理は、シリア問題について協議を行い、席上、ジュネーブにいるシリア問題の共同特使であるアナン前事務総長がビデオを通じてシリア情勢について報告を行いました。安保理の議長国であるアメリカのライス国連大使は協議の後、「アナン特使は報告の中で、監視団先遣チームの派遣を安保理に求めた。安保理はこの日午後にシリアへの監視団派遣に関する決議草案について協議し、草案が出来次第、これを表決する」と述べました。(玉華)国際・交流へ
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