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 米、核問題でイラン説得を中南米に呼びかけ

2012-01-10 15:44:06     cri    
 イランのアフマディネジャド大統領が8日からラテンアメリカ四カ国の歴訪を始めたことを受けて、アメリカ国務省のヌーランド報道官は9日行われた記者会見で、イランのアフマディネジャド大統領が訪問中または訪問予定のラテンアメリカ諸国に対し、核問題におけるイランの立場を変えることを説得するよう求めました。

 ヌーランド報道官は「アフマディネジャド大統領が訪問先をベネズエラ、ニカラグア、キューバ、エクアドルにしたのは、言うまでもなく綿密に考慮した上での選択だ」とした上で、この四カ国に対し、核をめぐってイランが国際社会と進めている対話が正しい軌道に乗っていないことをイラン政府に信じてもらうと共に、核の平和利用はこれらの国の利益にも符合することをイランが世界に向けて証明するよう、最善を尽くして説得しなくてはならない」と呼びかけました。

 アメリカとEU・欧州連合などの西側諸国は、イランが核プロジェクトを盾に核兵器の開発を行っていると指摘していますが、一方でイランは核計画は発電と医療の目的だと反発しています。今回の双方のやり取りは、両国関係の悪化に繋がるだろうと見られています。(朱丹陽 中原)

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