中国共産党中央政府はこのほど、薄煕来同志の深刻な規律違反問題で立件調査を決定しました。公安機関はニール・ヘイウッド(Neil Heywood)氏の死亡事件において法に基づいて再調査を行い、容疑者を司法機関に送致しました。これを受けて、多くの民衆は「中央政府の決定は中国共産党が腐敗取締の決意を表すると同時に、与党として執政リスクへの警戒心と腐敗防止の意識、共産党の規律と国家法律を守る認識の高度な統一を表するものだ」と見ています。
各地の民衆は「中央政府が薄煕来同志の深刻な規律違反問題で立件調査を決定したことは共産党中央は党を厳しく管理し、党の潔白性を保つ断固とした決意を表した。南開大学マルクス主義教育学院の紀光亜教授は「ここ数年、胡錦涛総書記を始めとする党中央は腐敗を断固として反対し、処罰するのを、党が一貫して取り組む重要な政治任務として重視しており、党の清廉潔白な政治建設に力を入れる。現在、汚職と闘い、清廉な政府を創る任務は依然として非常に難しく、中国の特色ある社会主義事業の順調な発展を保障するため、権力監督制約メカニズムを更に改革、整備させる必要がある。汚職と闘い清廉な政府を創る制度の革新を耐えず行い、権力の正確な行使を確保する」と述べました。河南省腐敗防止局の劉林副局長は「公開と透明は腐敗取締りと腐敗防止の効果的な武器である。中央政府が薄煕来氏の深刻な規律違反問題で立案調査を決定したことを速く公開することは中国共産党の腐敗取締りの決意を表した」と述べました。また、天津人民検察院の張瑜副処長や福建省アモイ市同安区規律委員会の曾学東主任、陝西省西安市戸県人民検察院の楊暁昌局長は「今後も腐敗取締り活動に力を入れ、党の清潔潔白な政治建設を強化し、中央政府の諸政策を着実に実施していく」考えを示しました。(hj)