第4回中日財務相対話が7日、東京で行われました。中国の謝旭人財政相と日本の安住淳財務相が共同議長を努め、両国の財務省高官が出席しました。
対話後に発表された共同声明の中で両国の財務相は、G20を含む中日韓、東南アジア諸国連合(ASEAN)10+3などの多国間の枠組内における協力の強化に同意しました。両国の財務相は中日の財務・金融協力が安定した進展を遂げていることに歓迎の意を示し、両国の財務省およびその他の関連機関と引き続き協力していくことを確認しました。双方はまた、中日租税協定の見直しについて話し合いを続けることに同意しました。
安住淳財務相は「日本経済は大地震の衝撃から回復している」と述べ、社会保障と税収システムの総合改革に力をいれ、これを中期財政計画の支柱にすると強調しました。謝旭人財政相は、「中国経済は安定的かつ比較的急速な成長を保っている。中国は引き続き内需拡大、特に消費と需要の拡大に力をいれ、経済の発展モデルを転換し、経済発展の質と効果を確実に向上させていく」との方針を示しました。
尚、両国の財務相は来年、中国で第5回対話を行うことに同意しました。(董燕華、中原)国際・交流へ
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