中国外務省の洪磊報道官は26日に北京で、「中国は第2回『シリアの友人』会合がトルコで開かれるという情報を得ており、その会合出席の要請を受けているが、今のところ、出席することは考えていない」と述べました。

　第2回「シリアの友人」会合は4月1日にトルコで開催される予定です。これに関する質問に対して、洪報道官は「シリア問題における国際社会の行動は、シリア情勢の緊張緩和や政治対話の推進、意見の食い違いの解消、それに中東の平和と安定に役立つものでなければならない」という中国側の立場を示しました。さらに、「シリア問題を解決するには、主な当事者が参加する対話が必要であり、国際社会はそのための条件をつくるべきだ。中国は、関係各国とともに、シリア問題の平和かつ適切な解決に向け、引き続き積極的に取り組んでいきたい」と述べました。(鵬)　国際・交流へ