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 シリア人権状況の決議案が採択

2012-03-24 13:27:23     cri    

 国連人権理事会が23日にジュネーブで、シリア人権状況決議案を採択しました。決議案の内容は公正さに欠けているとして、ロシア、中国とキューバが反対の姿勢を示しました。

 この決議案はデンマークがEU・欧州連合を代表して国連人権理事会に提出したものです。決議案はシリア政府が引き続き国民の人権と基本的な自由を侵していることを非難した上で、全ての暴力行為を停止し、人権状況を調査する国際委員会の任期を延長するよう求めました。

 また決議案は「シリアの友」国際会議の議長声明の内容を多く引用し、シリア反対派とテロリストの暴力行為についてはあまり触れておらず、これに対しロシアは修正案を提出し、「武装勢力による国家機関と法律を施行する関係者への襲撃、及び庶民へのテロ襲撃など人権を侵犯する行為に遺憾の意を表す」ことや、「シリアのいくつかのテロ事件を強く非難する」などの内容を追加することを求めました。しかしこのロシアの修正案は採択されませんでした。これを受けてロシアは決議案の表決を行うことを提案し、表決では、ロシア、中国とキューバが反対票を投じました。(Katsu、吉野)国際・交流へ

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