中日合作映画『東京に来たばかり』の上映式が3月18日に北京で行われました。上映式には蒋欽民(ジャン・チンミン)監督と日本人女優の倍賞千恵子、俳優の秦昊(チン・ハオ)、女優の張鈞甯(チャン・チュンニン)、日本人俳優の中泉英雄や日中交流特命棋士・孔令文が出席しました。この映画は東日本大震災後に初めて中国の監督が日本で撮影したものとなりました。映画の内容は、秦昊が演じる中国囲碁の天才少年が、日本での留学中に出会う様々な人を通して、家族愛、恋愛、友情愛を描いたものです。
舞台挨拶で蒋監督は、「この映画は私の20年間の夢であり、今日やっと実現できた。映画の撮影準備を終えた後に東日本大震災が発生し、原発などの問題で役者のキャンセルなどもあったが、今回、皆様のお陰で満足の行く作品ができた」と述べました。
上映式には両国の政府関係者も出席しました。中国国家ラジオ・テレビ総局映画局の童剛局長が挨拶に立ち、「改革開放以来、中国の映画産業は著しい発展を遂げてきた。昨年の映画の製作本数は550本以上に達し、興行収入は35億元以上にのぼった。『東京に来たばかり』も良い評価が得られるよう頑張ってほしい」と述べました。
日本大使館の山田公使は、「今年は『日中国民交流友好年』であり、この記念すべき年に日中共同制作のこの映画が上映されることは、極めて時宜を得たことだと思う。1人でも多くの方にこの映画をご覧頂き、日本人と中国人の間の心の絆を感じて頂けたらと思います」と述べました。(取材・撮影:劉睿)国際・交流へ
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