『南京!南京!』は東京中野にある映画館で上映されました。上映1時間前から、チケットを求める人たちが長蛇の列をつくりました。今回の上映は市民グループによる自主上映で、2回上映されました。当日は混乱が起きることを懸念し、映画館周辺には警官が配備されました。
自ら東京に足を運んだ監督の陸川氏は、「この映画は日本人に対する恨みではなく、人と戦争の間の物語を描いたものだ。真実に直面することでお互いの理解を深めることを期待する。南京大虐殺を認めない人にこの映画を見てほしい」と述べ、「さらにこんなに多くの日本人が訪れてくれたことに感動した」と率直に感想を語りました。
「南京!南京!」は日本兵士の日記と手記をもとにし、4年かけて制作した映画です。モノクロで日本兵士の暴行を表現しつつ、自らの行いを後悔し苦悩する兵士のイメージを描写しています。歴史を理解する新たな視点を観客に提供しました。(牟ケン、吉野) 国際・交流へ
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