今年の「日本映画・テレビ週間」は、6月8日~13日にまずは北京で開幕し、その後第14回上海国際映画祭期間中の6月12日~18日に、上海でも開催される予定です。
6月8日、日本側の記者会見がグランド ハイアット ペキン(Grand Hyatt Beijing)で行われました。記者会見には、元日本内閣総理大臣麻生太郎首相特使、駐中国の丹羽宇一郎大使、日本映画制作者連盟の大谷信義会長、山田洋次監督、小林政広監督、仲代達矢、松坂慶子、徳永えり、桜庭ななみなどの関係者が出席しました。
記者会見で麻生太郎特使は、「今回総理特使として日中交流事業『日本映画・テレビ週間』『アニメ・フェスティバル』に参加するために北京を訪問することとなり、今回の日中交流事業は画期的なものだと思う。昔からアニメや漫画、日本の文化などは言葉ではなく、画像を通して広く世界へ伝える力があると思っている。近頃、日本と中国の若者を中心に映画やドラマなどに対する関心が高まっている。今回の事業でこのような関心がさらに高まり、相互理解がさらに深まることが期待できる。日中両国の映画業界などの交流を促し、提携関係を築くことができるよう希望を寄せる」と語りました。
本イベントは,2010年5月に温家宝首相が日本を訪問した際,中日首脳会談において,温家宝首相から「中日両国の文化コンテンツ産業での交流を強めよう」という提案があり,両首脳が実施について合意したことを受けて開催されるものです。(取材・写真:Sui)
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