末松補佐官に受賞作品集を贈呈する。段躍中撮影
日本内閣総理大臣補佐官末松義規衆議院議員はこのほど、日本僑報社・日中交流研究所主催の第7回中国人の日本語作文コンクール最優秀賞(日本大使賞)受賞者胡万程君(国際関係学院3年生)を温かく迎え、受賞のお祝いの言葉を述べた。
また、胡君たちが行った昨年3月の東日本大震災に対する義捐金募金活動に対し、感謝の気持ちを伝えた。そして、入賞者の日本語力を高く評価され、日本をより広く理解する若者が多くなることを希望すると述べられた。
それに答えて、胡君は受賞のお礼とともに第7回入賞作文集『甦る日本 ! 今こそ示す日本の底力』を贈呈し、日中友好に今後も努力するとともに、卒業後は日本に留学したい旨を伝えた。
お礼に訪問した外務省では、外務大臣政務官中野譲衆議院議員から、日本を自分の目で見て日本で感じたことを帰国後、友人や知人に伝えるよう話された。外務省アジア大洋州局中国モンゴル課地域調整官遠山茂氏が同席した。
日中友好議員連盟幹事長近藤昭一衆議院議員、元外務大臣政務官菊田真紀子衆議院議員、自民党政務調査会会長代理林芳正参議院議員と足早な表敬訪問をしたのに対し、各議員は国会開催中にもかかわらず貴重な時間を割き、胡君の訪問を温かく迎え、受賞のお祝いと、初めて訪れた日本の印象、中国の若者の日本観、受賞作「王君の頑張れ日本」の印象、王君のその後など親しく質問された。
胡万程君は受賞のお礼と作文集の贈呈につづいて、到着した夜、渋谷に行き日本の若者の服装や行動に驚いたことや、王君がその後日本を好きになり日本への留学を希望していることなど達者な日本語で答えた。
中国留学経験を持つ近藤議員と菊田議員は、受賞者と流暢な中国語で会話され、胡君を力づけた。近藤議員は、色紙に「中国人の日本語作文コンクールさらなる発展を祈って 愚公移山」を揮毫した。林議員は共著の書籍『国会議員の仕事』、菊田議員は地元新潟燕三条のお土産を胡君にプレゼントした。
日本僑報社社長張景子氏、日中交流研究所長段躍中氏、NPO法人日中交流支援機構事務局長岩楯嘉之氏などが会見に同席し、各議員に対し日中国交正常化40周年の今年に開催する第8回中国人の日本語作文コンクールを一層推進する決意を表明した。
第8回日本語作文コンクールは、日本僑報社日中交流研究所が主催し、在中国日本国大使館、日中協会、日中友好議員連盟、日中文化交流協会、中日友好協会など友好団体、人民日報社人民網、中国国際放送局日本語放送、新華網日本語版、東方網日本語版など媒体が後援、株式会社ドン・キホーテと朝日新聞社が協賛して行われている。
中野政務官らとの記念写真。日本僑報社提供
林芳正参議院議員と交流する胡君。段躍中撮影
菊田議員に受賞作品集を贈呈する胡君。段躍中撮影
近藤議員との記念写真。日本僑報社提供
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