イラクの首都、バグダッドやサラハディン州、ディヤラ州、キルクーク州で23日午前、10回にわたった連続テロ襲撃事件が起き、少なくとも60人が死亡しました。
この連続テロ事件によってこの日、去年12月、米軍がイラクを撤退して以来、最も悲惨な一日となりました。
米国務省のトナー報道官は23日、この連続襲撃事件を強く非難し、「襲撃はイラクの政治プロセスが鍵となる時期に起きたもので、米国はこれをテロ組織が恐怖を作り出し、イラクの民主主義を破壊するためにとった危険な行動だ」と指摘しました。
アラブ連盟サミットは3月29日にバグダッドで開催予定で、イラク政府はサミットに希望を寄せています。これを機会に、アラブ世界、国際社会に国家再建の成果を示し、安全情勢の改善を表明するつもりです。(董燕華、山下)国際・交流へ
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