イラクではこのほど数十人の死者がでる爆発事件が起きたことを受けてアメリカ・ホワイトハウスのジェイ・カーニー報道官は22日、「アメリカはこの一連の襲撃事件を強く非難する」と述べました。
ジェイ・カーニー報道官は声明を発表し、「イラクではこうした極めて悪劣な襲撃事件が起きている。イラクの治安部隊がすでに国家の安定を維持する任務を負える能力を示した」と述べ、今のチャレンジに共同で対応していくようイラクの指導者に求めました。
ジェイ・カーニー報道官はさらに、この日の午前、アメリカのバイデン副大統領がイラクのタラバニ大統領と電話会談を行い、イラク各派が対話を通じて意見の食い違いをなくすよう促がしたとしています。
なお、22日にバグダッドでは爆発事件が相次ぎ、少なくとも63人が死亡し、180人が負傷しています。このほど、イラクシーア派の指導者であるマリキ首相とその主な対立陣営であるスンニ派が主導する政党「イラク国民名簿」との矛盾が激化しています。(董燕華)
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