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 イラク市民、米軍の撤退完了を祝う

2012-01-01 15:51:13     cri    
 イラクの市民は12月31日、全国でさまざまなイベントを行い、イラク駐留アメリカ軍の撤退完了を祝いました。

 この日、首都バグダッドの集会で、数千人の市民がこの歴史的な一日を祝いました。イラクのマリキ首相は集会で談話を発表し、「アメリカ軍が撤退して、イラク国民は改めて自由を獲得した。我々は国がテロリズムの脅威を受けないよう断固として防衛し、政府もテロ活動の支持勢力を一切容赦せず取り締まっていく」と述べた上で、一部の政治勢力に対して、テロ組織と関わりを持たないよう警告しました。

 また、マリキ首相は、「政府は治安部隊の能力を高め、すべての困難に対応していく」と述べました。

 なお、イラクとアメリカが2008年に調印した駐留米軍の地位協定に基づいて、イラク駐留アメリカ軍は2011年12月31日までにすべての撤退計画を完了しました。現在、200人ほどのアメリカ軍兵士がイラクのアメリカ大使館に滞在して、イラク軍の訓練を援助しています。アメリカのオバマ大統領は12月14日、「アメリカ軍のイラクからの撤退は、9年にわたったイラク戦争の正式な終結を意味する」と宣言しました。(玉華、大野) 国際・交流へ

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