中国の習近平国家副主席は22日、トルコで中国・トルコ経済貿易協力フォーラムに出席した際、「中国はいかなる国との貿易においても、黒字を根本的な目的にしているわけではない」と表明しました。
習副主席は、「トルコが対中貿易で大きな赤字を出していることに対して、中国は投資貿易促進団を数多く派遣したり、トルコ企業の中国での展示会への出展を援助したり、トルコの特産品の中国でのPRに協力するなどして、トルコからの輸入が増えるよう努力している」と語りました。
習副主席は、また「今回のトルコ訪問中、中国から100人以上の投資貿易促進団が、トルコと総額43億ドルの各種経済貿易協定に調印した。そのうち発注契約が4億9千万ドル含まれる」と述べました。
習副主席は、さらに「両国は、商品貿易やサービス貿易、工事請負、労務協力、相互投資など様々な形の協力を有機的に結びつけ、協力の規模と分野を絶えず拡大しながら、両国の経済貿易関係総体のバランスと持続可能な発展を求めるべきだ」と表明しました。
統計によりますと、2001年から2011年にかけて、双方の貿易額は10億ドル足らずから187億ドルに増加し、現在、中国はトルコの第3の貿易パートナーとなっています。(Yin、大野)
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