中国の習近平国家副主席はトルコでの公式訪問を終え、現地時間22日午後イスタンブールを離れ帰国しました。

　トルコ訪問に先立ち、習副主席はアメリカとアイルランドを訪問しました。

　訪米期間中、習副主席はワシントン、アイオワ州、ロサンゼルスで30回近くのイベントに出席し、アメリカの政界、ビジネス界と学術界の人々と会いました。そして中米関係や共に関心を寄せる問題について深く意見交換し、多くの問題で合意に達しました。また訪問期間中、中米双方は、投資、農業、検査検疫などの分野における一連の協力文書やデジタル、通信、農産物、エネルギー、環境保護などの分野における貿易・投資協定にも調印しました。

　アイルランド訪問期間中、習副主席はヒギンズ大統領、ケニー首相などアイルランドの首脳らと会談し、両国関係の推進について意見を交わし、さらに経済、貿易、投資、教育などの分野における協力文書にも調印しました。また、中国とEUとの関係や、欧州債務危機についても意見を交換しました。

　さらにトルコ訪問で習副主席はギュル大統領やエルドアン首相などの指導者と会談を行い、両国関係や双方の実務的協力について具体的に提案しました。また、双方は経済、貿易などの分野における協力文書に調印した上で、西アジアと北アフリカの情勢について意見を交換しました。（ミン・イヒョウ）