国連環境計画(UNEP)は21日、ナイロビ本部で報告書を発表し、「サハラ以南のアフリカ地域には、再生可能エネルギーの開発という面で大きな潜在力がある。この地域の各国政府は柔軟性のある政策を実施し、より多くの投資者がエネルギー市場に進出するよう奨励するべきだ。それがその潜在力を掘り起こす上での鍵だ」と述べました。
この報告書は、アフリカ地域のエネルギー需要を満たすためには、少なくとも毎年7000メガワットの電力を新たに増加する必要があり、その大部分は各国の開発されていない再生可能エネルギーによって獲得できるとしています。また、風力発電を例に挙げ、「すでにアフリカの一部の国で、その良好な発展の見通しを示している」としています。
再生可能エネルギーの潜在力を十分に引き掘り起こすため、この報告書は、より柔軟性のある政策を策定し、独資のエネルギー開発企業などの投資者による市場進出を奨励するために、エネルギー機関の改革に取り組むようアフリカ諸国に呼びかけました。(董燕華、中原) 国際・交流へ
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