中国衛生省は30日、次期の活動計画を発表し、「現行の食品安全基準を全面的に整備し、食用農産物安全基準、食品衛生基準、食品品質基準及び業界基準に含まれる強制的な内容を整備する」と明らかにしました。

　衛生省は「現行の食品安全基準体系には、整備や改善を必要とするものがあり、食の安全を確保する上で個別の基準や重要な規制の空白を埋め、その科学性と合理性を高めていかなければならない」とし、「2015年末までに、食品安全基準の整備を基本的に完了させる」としています。

　現在中国には、食品安全に関する国家基準が1900項目、地方基準1200項目、業界基準約3100項目があります。（万、中原）　暮らし・経済へ