アメリカ西部の都市サンフランシスコでは、現地時間の20日、ウォール街占拠デモが再び発生しました。デモはほぼ1日続き、デモ参加者の抗議の多くは、大銀行のどん欲のため、民衆の家屋がオークションされ、住所を失ったことに集中しました。

　この日の午前、デモ参加者は雨の中で、サンフランシスコの金融区にあるウェルズファーゴ銀行本部を取り囲み、銀行の正常な営業が行われなくなりました。付近にあるアメリカ銀行の支店もデモ参加者に囲まれました。警察当局は付近のストリート2本を一時封鎖しました。

　また午後にデモ参加者はサンフランシスコ市政府や周辺を行進し、警察と衝突しました。警察官はデモ参加者にコショウ噴霧剤

を使用しました。

　サンフランシスコ警察局は、「この日、合わせて18人を逮捕した」と発表しました。（玉華、志摩）国際・交流へ