会員登録

 EU、「S&Pによる格下げは時宜に適わない」

2012-01-17 13:38:27     cri    
 アメリカの格付け会社、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がこのほどユーロ圏9か国の国債格下げをきめたことを受けて欧州委員会のベイリー報道官は16日、「この引下げは時宜に適わない」とした上で、EU諸国が必要な一切の手段をとり、債務危機を解すべであり、今後もEU経済を支持するため必要な措置を講じるよう強調しました。

 ユーロ圏諸国は債務危機の解決において、財政緊縮と財政規律を過度に強調し、経済成長への刺激と各国間の競争力の縮小などを軽視しているため、スタンダード・アンド・プアーズが今回の大規模な格下げを発表した主な原因となっています。これに対してベイリー報道官は「ヨーロッパが債務危機を解決するため、財政の緊縮だけに依存しているとスタンダード・アンド・プアーズが理解したことは深刻な誤解である」と批判しました。(万)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS