これについてユンカー・ユーログループ議長はこの日声明を発表し、「これはその貸出し能力に影響しない」と述べました。
S&Pはそのウエブサイトで公告を発表し、「EFSFの2つの主要保証国であるフランスとオーストリアの信用格付けが『トリプルA 』から「ダブルAプラス」に引下げられたため、この2カ国の長期的な展望はマイナスなものとなった。これは、この2カ国の格付けが2012年或いは2013年までの間に、再度に引下げられる可能性が少なくとも30%以上あることを意味する。現在、EFSFの加盟国はその信用力を強化する措置を講じている。もし、その加盟国の信用力が弱まれば、特に、フランスとオーストリアの状況が悪化すれば、S&PはEFSFの格付けをさらに引下げるだろう」としています。
ユンカー・ユーログループ議長はこその声明の中で、「ユーログループは3月末までに、欧州通貨制度(ESM)と欧州金融安定基金の貸出額の上限を公布する。格付けの引下げは、欧州金融安定基金の4400億ユーロの貸出し能力に影響しない。欧州金融安定基金は引き続き、加盟国の変わらない、かつ無条件の保障を受けるだろう」としています。(董燕華)国際・交流へ
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