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 欧州議会、金融投機取締りの法案を採択

2011-11-16 13:18:22     cri    
 フランスのストラスブールで開かれている欧州議会会議は15日、信用リスクのみを移転するいわゆる『裸の』CDS取引や空売りを禁止する法案を採択しました。

 これには、ユーロ圏内の金融取引の透明度を高め、ソブリン債投機行為を取締る狙いがあります。

 それによりますと、欧州証券市場監督局は今後、より大きな権限が与えられることとなり、金融取引の透明度向上が期待されます。また、「裸」のCDS取引が厳しく禁止されます。

 この法案の実施によって、金融機関はギリシャ、またはイタリアのソブリン債を保持しない状態で、関連するCDS取引を行うことができなくなります。つまりこのような取引はソブリン債投機行為と見なされます。

 このほか、欧州議会で採択された別の決議では、各加盟国の協力の強化、協調とインターネット賭博の取締りなどが求められています。(朱丹陽 中原)国際・交流へ

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