アラブ連盟(AL)の高官は15日に、今月21日と22日に開かれるシリア情勢に関する会議の前に、シリアにオブザーバーを増派しない考えを明らかにしました。
エジプトの中東通信がアラブ連盟の高官の話を引用して伝えたところによりますと、アラブ連盟のシリア危機に関する閣僚級会議が21日に開催され、エジプト、スーダン、アルジェリア、オマーンとサウジアラビアの外相およびアラブ連盟のアラビ事務局長が出席する予定だということです。また22日の外相会議では、監視団のダビ団長が報告書を提出します。
アラブ連盟のアラビ事務局長は、「監視団員の存在はシリアの衝突を減少させているが、報告は憂慮されるものだ。現在のシリアは内戦になる可能性がある。シリアで発生するあらゆる事は周辺国家に影響を与えるに違いない」と今後への懸念を示しました。(ヒガシ、吉野)国際・交流へ
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