アメリカ国務省のヌーランド報道官は29日、シリアに派遣されたアラブ連盟監視団に、シリア国民との自由な接触を堅持して、積極的な活動をするよう促しました。
ヌーランド報道官はこの日の記者会見で、「シリアでのアラブ監視団の活動は範囲が限られており、アメリカから見るとまだ積極性が足りない。監視団の数が足りているかどうか、アラブ連盟が引き続き任務を配置する中で決定する。もしシリア政府がアラブ連盟との約束を確実に履行しなければ、安保理の制裁を強化するなど、さらに大きな圧力を加えていく」と述べました。
シリアメディアの29日の報道によりますと、アラブ連盟の監視団はこの日シリアの諸都市を視察し、特に、暴動の中心都市であるホムス、首都ダマスカスおよび南西部のダルアーと中部のハマなどで、現地の人々や政府関係者と接触しました。監視団を率いるダビ将軍は、「シリア政府は監視団の活動を妨害していない」としています。(ooeiei、大野)国際・交流へ
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