エジプトの中東通信は、シリアで外国人記者襲撃事件が起きたことを受け、アラブ連盟はシリア監視団への増員を一時停止することを決めたと報道していますが、これについてアラブ連盟の事務局長補佐で、シリア監視団の責任者でもあるアドナン・アル・ホダイル氏は12日エジプトの首都カイロで、この報道を否定し、必要なら次の監視団員を直ちに派遣すると述べました。

　アドナン・アル・ホダイル氏によりますと、監視団の活動は今月19日までとなっており、その後アラブ連盟は、シリア情勢と監視団からの報告に基づいて、監視団を増員するかどうか、いつ増員するのかについて検討するということです。

　一方、事件が起きたシリア中部ホムス県の責任者は12日、事件の調査のため専門委員会を設置すると発表しました。(鵬、林涛)

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