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 北京の大気汚染対策 国際社会から評価

2012-01-13 13:34:00     cri    
 1998年からこれまで、北京市では、大気汚染対策に力を入れてきましたが、その取組みは国際社会から評価されています。

 国連環境計画やIOC・国際オリンピック委員会などは、「北京市がこれまで10年、大気汚染対策で取組んできたことは、先進国の都市が30年から40年に取り組んできたことに相当する」と評価しています。

 1998年からこれまで、北京市では16の段階に分けて、大気汚染対策を講じてきました。例えば、鉄鋼大手の首都鋼鉄グループを初めとする200あまりの汚染企業を閉鎖させたり、移転させたりしました。また、自動車排気ガスに関する新しい基準を4回にわたって、全国で率先して実施し、さらに、自動車の交通規制なども始めています。このほか、2011年には石炭による汚染抑制に力を入れ、二酸化硫黄の排出量を2360トンも減らしています。その結果、北京市はこれまで国際機関からいろいろな賞を受けており、それには国連環境計画が授与したオゾン層保護賞、IOCと国連環境計画が授与したスポーツ・環境賞などが含まれています。

 一方、国連環境計画とIOCなどは、「現在、北京の大気の質はまだ満足できるまでにはなっていない。今後の取組みで大きな困難にぶつかるだろうが、最善を尽くすことが求められる」としています。(朱丹陽) 暮らし・経済へ

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