中国環境保護省の陶徳田報道官は29日、「国の定めた第11次五ヵ年計画で要求された主要汚染物の排出削減が全面的に達成できた」と明らかにしました。

　環境保護省は29日、2010年度と第11次五ヵ年計画期間中の各地の主要汚染物削減総量の評価結果を発表しました。それによりますと、2010年、全国でCOD・化学的酸素要求量の排出総量は1238.1万トンで、二酸化硫黄の排出総量は2185.1万トンでした。これは、2005年より、それぞれ12.45％と14.29％減少し、排出削減目標の10％を達成したということです。

　陶徳田報道官はさらに、「環境保護省は企業の環境保護に関する整理と改革を調査する。監督査察機関は、整理、改革不足で重大な社会的影響をもたらした企業に対し、関連責任者の責任を問う」と明らかにしました。（08/29　Lin、高橋）

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