国連常任理事国とドイツの6カ国とイランは、21日午前、トルコのイスタンブールでイランの核開発問題をめぐる協議を始めました。
ウランの濃縮などの問題で大きな食い違いが存在するため、今回の協議ではそれほどの進展はないと見られています。
イラン核交渉の総責任者である、サイード・ジャリリサイード・ジャリリ氏は、この日、「イランは積極的な態度でこの協議に参加している。もし相手も同じような態度を示せば、協議では良い成果が挙がるだろう」と語りました。
一方、アメリカ国務省のマーク・トナー報道官は「アメリカは、今回の協議を通じて、『有意義で実質的な』新しい局面が切り開かれることを期待している」と述べた上で、「イランは、適切な行動を取ることで、国際的な責任を履行し、核開発への各国の憂慮を取り除くよう」訴えました。(万、大野)
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