中国の胡錦涛国家主席の招きに応じ、韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領が9日から11日にかけて中国を訪問します。韓国外国語大学中国問題専門家康埈榮教授は、李明博大統領の訪中に大きな意義があると見ています。

　康埈榮教授は、「今回の訪中は2012年に入って初の訪問であり、中国にとっても初めての外国首脳の来訪だ。今年は韓国・中国国交樹立20周年にあたり、両国首脳の会談自身に重要な意義がある。そして双方が今回の首脳会議をきっかけにして、過去を振り返り、両国関係における未可決の問題などを討議することは、これからの発展に大きいと思う」と述べました。

　李明博大統領の訪中は、韓国大統領就任以来の6回目の訪中となります。両国首脳は、戦略的協力パートナーシップ、朝鮮半島の平和と安定および自由貿易協定の調印について意見を交換する見込みです。（ooeiei、志摩）