中央農村作業会議が27日北京で開かれ、温家宝首相はこの中で中国共産党第16回全国代表大会後に農村で収めた成果を総括し、工業化、都市化を推進する中で「三農」問題（農業・農村・農民をとりまくあらゆる問題）を解決するいくつかの重大課題を述べ、来年の農村における作業の要点を示しました。

　温首相はさらに、ここ数年、農村の情勢がよくなってきた根本的な原因は政策が正しく、措置が効いたからだとして、「農業税の免除や農業生産手当て制度の実施、食糧売買の全面的開放、農村インフラ整備の強化、農村義務教育保障制度の改革など農業、農村の発展と農民の利益に密接に関連する措置を取ったからだ」と述べました。

　今後の農村建設について、温首相は、国のインフラ整備の重点を農村におき、教育資源の共有に力を入れ、通学の利便性と安全性も十分に考慮すべきだと指示しました。（ヒガシ）

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